退屈との対決。今のところイーブン。少しだけ僕の勝ち。
僕は電車が苦手。
いつも考え事をして乗り過ごす。
終点は最寄をひとつ過ぎた箕面駅
ここからでも歩いて15分で帰れるから乗り過ごしの心配がなくなった。
結局油断していつも終点⇨お散歩のルーティン🦖
ブログを書きはじめた頃
ホームレス生活も既に1週間ほど経過していて
僕は退屈していた🐷
所持金も尽きかけていたし
味のないガムは吐き捨てるべきだと知っていた
人生は冗談なので
できるだけ面白おかしくやってきたつもりで
心の摩耗に気がついたのは最近のこと
既に僕の駆動は失われていて
パーティを取り戻す❗️などと意味不明に喚き散らかしながら前進してきたように思えたあれこれは
ただ坂を転がり続けていただけだった
すっごい楽しかったけど🍣
その間に色々な人が僕に会ってくれて色んな話をした。
思えば様々な形で忠告をしてくれたのかもしれないと今になって思う。
路上生活者と一緒に寝たり
予定がないときは繁華街に出て
目についた適当な人に声をかけて泊めてもらったりもした。
意外と面白がられて泊めてもらえる
セックスに誘われることもあった。
そんな時はよく分からない気持ちになって
首から下が別の人間
ヘラヘラした顔だけを貼りつけて
架空の生き物みたいに何かが通り過ぎるのを待っていた
頭はどこか別の場所
僕の鬱屈の横に一頭のゾウが腰をかける頃
そっと目を開けると
虚無虚無プリンになっていた🍮
黄色い身体を起こして部屋を出る。
夜にまじると誰も彼もがふしだらに見えて泣きたくなった🍮
ここは大阪。どうかしているのはこの街の貞操観念か僕か。
大切な何かがパチンと弾ける音を確かに聞いた夜であった。
こんな気持ちになるのならと
心の中にコロコロと白線を引いたのもつい最近のこと
淀川河川敷でメロンパンを食べながら
自分の絶望が浅く、ちっぽけなことに絶望した。
落ち込んだフリをしてみたものの、どう考えてもメロンパンが美味しかったし
僕は惚れっぽく、周りにいる人のことが大好きだった。ラブみが溢れて止まないのであった卍
なんだか元気が出たので
ハトに一口くれてやろうと放ってみたら
見向きもせずに飛んでいった🐦
友人のツイートにハッとした
「経営者にならなかったら引きこもりになってた」みたいな内容(意訳しすぎ)🦀
基本性質がめんどくさがりだから自分を楽しませないと何もしなくなってしまう。
色んなことを勉強して、作って、なるだけ世界がいい方向に進むといいなと思いつつ
この景色全部今すぐ爆発しないかなぁと温かい部屋から窓の外を見ている。
僕はこの退屈に勝たなければいけない。
今のところイーブン。