ホームレス、再び。
わろた。
これが最初の感想。
同棲していた彼女が「好きな人ができた」と切り出した。
話を聞くと既にセックスも済ませたという。
「まぁそういうこともあるよな」
自然と腹は立たなかった。
彼女の言い分は概ね妥当に思えた。
※特に将来が見えないという点においては反論の余地がない
とはいえ不満を聞かされるのは面白くない。
話に飽きてなんだかめんどくさくなった。
と同時に言い訳を続ける彼女がなんだか愛らしくなってきて、セックスがしたくなった。
一通り済ませた後で
「そういうことで、急がなくていいから出て行って」
と彼女はいった。
「そういうことで」が分からなかった。
そうか、たったそれだけのことで2人の人間は一緒にいられないのか。
好きな人は1人だけだと、そういうルールの中で遊んでいたんだと思い出した。
あれ???こういう時???
どういう気持ちになればいいんだっけ???
感情の正しい在り方を思い出していた。
結局見つからなかったので、この感情や彼女の息遣いをちゃんと覚えておこう。いつか何かを書くときにきっと役に立つはずだとかそんなことを考えていた。
僕には「そういうところ」がある。
きっと彼女の方もそれを見抜いていた。
適当な理由をつけ、家を空けて数日間ホームレスしていた。
どこへだって行けたし、どこでだって寝れた。
僕は慣れているのだ。
一緒に夕飯のおでんを煮込んだ彼女も、僕に好きだと言った彼女も、知らないところで他人とセックスしていたのかと思うとなんだか頭がおかしくなりそう......にはならなかった。
僕も似た弱さを持つし、すごく人間味があるとさえ思った。
ここだけな話、少し興奮もした。(この部分に関してはフェチが細かいから聞きたければ別で話す)
こんなことがあった今も
彼女には強く愛情を感じる。
数日ぶりに帰って顔を見た時はなんだか安心した。数日間色々と考えて、きっと悲しいんだと思うと伝えると彼女は泣いた。
様々な事情で離れてしまった人のことをよく思い出す。みんないい人だったし、会いたいなと思うこともある。
だいたいの場合において相手側の事情でそれは叶わないけれど。
女の子に惚れる度に一回ずつ死んでいる
チャーミングに殺されている
また新しく生まれなおすにあたって
新しい家を探さないといけないわけで(移動生活はもう疲れた)煩わしいけど少しワクワクもしている。どうせなら面白く住みたい。
月末から始まるPCのローンもあって金もない。
しかも貯蓄はゼロときている。
なにかアイデアが欲しいところだ。
同棲とは名ばかりほとんど寄生で家賃その他すべては彼女が負担していた。
ここぞとばかりに被害者顔してやるぞと意気込んだのものの、僕にはおよそ同情されるべき点がなかった🐹
ぐぅ←これはぐうの音
こういうことを書くとモラルを教えてくれようとする人が現れるけど、普通に反省しちゃうのでやめてください。モラルは品薄。
LifeがPartyであれば
Partyは愛の安全地帯の中で失われていた。
失われたそれが今再び始まろうとしている。
僕はでたらめなフォルムで踊ろう
以上、ポエムでした。
面白がってくれるなら誰か泊めてよ。
そして誰か安く面白く住めるアイデアを。